CT画像診断
CT検査について
CT(コンピュータ断層撮影)は、X線を使って身体の内部の断層写真を撮影する検査法です。頭部や胸部、腹部を対象として、360度の輪切り像を作成することにより、小さな病変の形状なども把握することが出来ます。
腹部CTでは、腹腔内の炎症(急性膵炎、虫垂炎、腹膜炎)消化器癌各種、リンパ節腫瘍、消化管穿孔、腹水、脂肪肝、胆石、尿管結石、大動脈瘤などを見つけることが出来ます。
また、肺がんをはじめとする肺、気管支の疾患を把握する際には、胸部X線検査では限界もありますので、胸部CT検査がよく用いられます。
CTによって早期発見・早期治療を
当クリニックでは、CTによる画像診断を行い、病気の早期発見・早期治療を行っています。放射線科の専門医と連携してCT画像を遠隔読影することも出来ますので、患者さまに対し、診断結果を迅速にご説明いたします。
また、肺がんの微小病変の発見にも力を入れております。解像度に優れ、死角も少なく、数ミリの病変まで見つけることが出来る胸部CTを用い、早期肺がんの発見に努めているのです。もちろん胸部CTは、その他の肺疾患にも役立てられます。
なお、当クリニックで行われる胸部CTは、AIシステムを導入しております。医師のチェックに加え、胸部CT画像をAIソフトウェアで解析し、肺の状態を細かく分析することにより、症状などの見落としを防ぎ、疾患の正確な把握を目指しているのです。詳しい内容は、当クリニックまでお気軽にご相談ください。
- このような方は胸部CT検査を
-
- 喫煙歴がある(現在は禁煙していても、これまでに喫煙したことのある方は定期検査が求められます)
- 咳や痰が長く続く
- 血痰が出る
- 軽い運動でも息切れがする
- 胸が痛む
- 血縁者に肺がんの既往がある
- 胸部X線検査で「要精密検査」と判定された など